2012-06-05

干潟

番外編:ミニ佐賀観光の話です。

先月の末、オーストラリアから帰国してる友人が、初めて佐賀に来るというので、さて、どこに連れて行こうと悩みつつ・・

まずは、佐賀城本丸へ。そして、吉野ヶ里方面へ移動の予定が、ひょんな話から「潟ってなに?」「むつごろうってみたことない」って話になり、整備された、東与賀の公園へ行かず、行き当たりばったりで、佐賀空港の近くのレアな場所へご案内♪

人にも、車にも、ほとんど会わず、何か、そんなに遠いところにきたわけでもないのに、潟は不思議なところです。

↓は、潟にウロウロしてる、むつごろうさん(正確には、むつごろうではなく、はぜ、かも)


(あんまりキレイにとれてないので、興味がある方は、ぐぐってみてくださいね)

実物をみると、ウーパールーパーみたいというか、不思議な形、動きをする、おもしろい魚だ。

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二人で、いろんな話をしながら、むつごろうさんたちをしばし観察。

どうやら、恋の季節(?)だったようで、大きい二匹がとびあがったり、おどったり、激しく応戦。
かと思ったら、手前の穴から顔をだした、とある一匹は、私達の顔を見てか、出てきたのに、また
穴へもぐり、しばらくしたら、うらめしそうに、再び顔をだしたり(ほんと、そう思ってる?)

あまりのユーモラスさに、時間を忘れて、むつごろうに夢中になる、私達(^^;

(たまたま、ネットで、ムツゴロウの求愛ジャンプについてニュースをみつけました)

潟の上を、むつごろうや、かにが動き、潮の満ちひきの影響もあるのか、泥の穴がぽこぽこと動き、なんともいえない小さな音をたてていて、それを聞きながら、遠くの船の音、そして、曇り空だったので、またまた遠くにみえている雲仙をながめながら・・

あ、いま、地球にいるんだと、不思議な気分でした。

(潟も、いろいろあると思いますが、今の季節、昼ごろは、ちょうど干潮の時間だったようで、潟がだだっぴろくみえますが、時間帯によっては、私達がみてた場所自体も、おそらく海の中だったと思います。やっぱり、干満の差って、不思議だ)

↓堤防の外から、潟をながめました。


↓で、これが、堤防の上からみた図。


農地を増やす為、干拓をし、そして、農地を作っていった、歴史を感じさせてくれます。

佐賀は、佐賀城より、少し南へ行くと、地域にもよりますが、江戸時代のどこらへんまではか、ほとんど海だったわけですから、ここまで人の手で創られたってことは、すごいなあと、改めて思ったり。


ただ、ここ、人住んでないよって、ところまで、電線があるのに、びっくり。

さすが、日本のインフラだねと、二人で妙に感心して、潟をあとにしたのでした。